ブライダルチェック(女性)

私の「現在地」を知る、未来への準備。女性のためのブライダルチェック

「いつかは子どもが欲しい」。そう思ったその時から、あなたの妊活は始まっています。

ブライダルチェックは、結婚の予定の有無にかかわらず、将来の妊娠・出産に向けてご自身の体の状態を確認する「プレコンセプションケア」の一つです。

「検査を受けて悪い結果が出たらどうしよう」と不安に思う必要はありません。自分の体を正しく知ることは、将来のライフプランを自由に、そして前向きに描くための第一歩です。

ORINAS ART CLINICでは、医学的根拠に基づいた検査と、最新のITシステムによるスムーズな診療で、忙しい女性の「未来への準備」をサポートします。

なぜ、今ブライダルチェックが必要なのか?

晩婚化と不妊のリスク

現在、日本の平均初婚年齢は夫が31.1歳、妻が29.7歳(※1)となっており、晩婚化が進んでいます。年齢を重ねるにつれて妊娠しにくくなることは、生物学的に避けられません。

そのため、「結婚したらすぐに子どもができる」とは限らないのが現状です。

実際、日本では約4.4組に1組のカップルが不妊の検査や治療を受けた経験があると言われています(※2)。不妊症は決して珍しいことではなく、誰にでも起こりうる身近な問題なのです。

※1 出典:厚生労働省「令和5年(2023) 人口動態統計」
※2 出典:国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査(2021年)」

不妊の原因は男女半々です

WHO(世界保健機関)の調査報告によると、不妊の原因は女性だけにあるわけではありません。

  • 女性のみに原因があるケース:41%
  • 男性のみに原因があるケース:24%
  • 男女ともに原因があるケース:24%
  • 原因不明:11%

つまり、約半数(24%+24%)のケースで男性側にも原因があることがわかっています。

将来の妊娠のためには、女性だけでなく、パートナーと一緒にご自身の体の状態を知っておくことが非常に大切です。

※出典:WHO調査報告(Comhaire FH et al., 1996)より作成。不妊原因の分布を示す代表的な調査として広く引用されているデータです。

このような方におすすめです

  • 将来、妊娠・出産を希望されている方(未婚・既婚を問いません)
  • 自分の卵巣予備能(AMH:卵子の在庫の目安)を知っておきたい方
  • 生理不順や生理痛があり、婦人科系の病気が心配な方
  • 風疹などの抗体があるか確認しておきたい方
  • 仕事が忙しく、効率的に検査を受けたい方

主な検査項目一覧

当院のブライダルチェックは、妊娠に関わる重要な項目を厳選しています。

※子宮卵管造影検査などの痛みを伴う検査は、基本的には含まれません(不妊症検査の段階で行います)。

検査カテゴリー 具体的な検査項目 検査でわかること・目的
超音波検査 経腟超音波(エコー) 子宮・卵巣の形態異常
子宮筋腫、子宮内膜症(チョコレート嚢胞)、卵巣嚢腫、子宮内膜ポリープなどの有無を確認します。これらは不妊や流産の原因となることがあります。
ホルモン検査 AMH(抗ミュラー管ホルモン) 卵巣予備能(卵子の在庫の目安)
卵巣内にどれくらいの卵子が残っているかの目安を調べます。
※「妊娠のしやすさ」そのものを判定するものではありませんが、ライフプランを立てる上で非常に重要な指標です。
甲状腺ホルモン(TSH, FT4) 甲状腺機能
甲状腺の機能異常は、排卵障害や流産のリスクに関係することがあります。自覚症状がない隠れ甲状腺機能低下症も見つかることがあります。
感染症検査 クラミジア、淋菌 性感染症の有無
感染していると卵管の閉塞や癒着の原因となり、不妊につながるリスクがあります。
B型肝炎、C型肝炎、HIV、梅毒 母子感染のリスク
妊娠中の母子感染を防ぐために、事前の確認が重要です。
抗体検査 風疹抗体 風疹への免疫
妊娠初期に風疹にかかると、胎児に「先天性風疹症候群」という障害が出る可能性があります。抗体が低い場合はワクチンの接種を検討します。

検査のリスク・注意点

ブライダルチェックを受けるにあたり、知っておいていただきたい点です。

  • スクリーニング検査であること:この検査ですべての不妊原因がわかるわけではありません。例えば、卵管が通っているか(卵管通気・造影検査)や、精子と卵子が受精できるかなどは、より詳細な不妊検査が必要となります。
  • 採血による内出血:採血後に内出血や神経損傷が起こるリスクが極めて稀にあります。
  • 結果による心理的負担:予期せぬ結果が出た場合、不安を感じることもあるかもしれません。当院では医師が丁寧に説明し、今後の対策を一緒に考えますのでご安心ください。

診療の流れ

スムーズに検査を受けていただけるよう、アプリとシステムを活用しています。

Step 項目 内容
Step 1 Web予約・問診 専用アプリまたはWebサイトから24時間ご予約可能です。
事前のWeb問診により、当日の待ち時間を短縮します。
Step 2 ご来院・検査 受付後、診察室で医師による問診を行います。
その後、超音波検査(内診)と採血を行います。
※所要時間は30分〜1時間程度です。
※服装:内診がありますので、着脱しやすいスカートなどがおすすめです。
Step 3 結果説明 検査結果が出揃いましたら(通常約1週間後)、再度ご来院いただき、医師より結果をご説明します。
※結果によってはオンライン診療での説明も可能です。

費用について

ブライダルチェックは、将来の妊娠に備えるための検査であり、病気の治療ではないため自費診療(保険適用外)となります。

  • 検査費用:「料金ページ」をご確認ください。
  • 助成金について:東京都などの自治体が行っている「不妊検査等助成事業」の対象となる場合があります(※事実婚を含むご夫婦が対象など、条件があります)。詳細は自治体のホームページをご確認いただくか、受付にてご相談ください。

よくあるご質問(FAQ)

Q. 生理中でも検査は受けられますか?

A. はい、基本的には可能です。ただし、経血量が多い日は尿検査(性感染症チェックなど)の結果に影響が出る可能性があるため、避けていただくことをおすすめする場合もあります。ホルモン検査(採血)は時期を問わず実施可能です。

Q. 結婚していなくても受けられますか?

A. はい、もちろんです。ブライダルチェックは「パートナーがいる方」だけのものではありません。ご自身の健康管理の一環として受けていただく方も多くいらっしゃいます。

Q. 痛みはありますか?

A. 主に採血と経腟超音波検査(内診)を行います。内診は、リラックスして受けていただければ痛みは少ないですが、性交経験がない方や痛みに不安がある方は、事前にお申し出ください。経腹エコーなど負担の少ない方法を検討いたします。

上條 慎太郎
ORINAS ART CLINIC 理事長・院長

検査結果は、あなただけの「未来の地図」です。

「検査に行くのが怖い」「悪い結果が出たらどうしよう」と、受診をためらわれるお気持ち、よく分かります。少し緊張されるかもしれませんね。

ですが、私たちは検査結果を「良い・悪い」だけで判断することはありません。

例えば、AMH(卵巣予備能)の値が低かったとしても、それは「妊娠できない」という意味ではありません。「早めに妊活を始めよう」「今のうちに卵子凍結をしておこう」といった、あなたにとって最適な選択肢を選ぶための大切なヒントが見つかった、ということなのです。

まずは、お気軽にいらしてください。私たちと一緒に、あなたの体と未来について考えてみませんか?

ORINAS ART CLINIC 理事長・院長

上條 慎太郎