パートナーと共に描く未来へ。男性のためのブライダルチェック
「妊活は女性がするもの」と思っていませんか?
実は、WHO(世界保健機関)の報告によると、不妊の原因の約半数は男性側にあることがわかっています。
ブライダルチェックは、結婚や妊娠を控えたカップルの健康状態を確認するための検査です。
ご自身の「妊娠させる力(妊孕性)」や、パートナーに感染させるリスクのある病気がないかを調べることで、将来的な妊娠に備え、健康的な生活を送るための基盤を築くことができます。
ORINAS ART CLINICでは、プライバシーに配慮した環境と、医学的根拠に基づいた検査で、男性の「未来への準備」をサポートします。
数字で見る「男性が検査を受けるべき理由」
「自分は健康だから大丈夫」と思っていても、精子の状態や感染症の有無は見た目では分かりません。
不妊原因の約半数は男性にあります
WHO(世界保健機関)の調査報告によると、不妊の原因は女性だけにあるわけではありません。
- 女性のみに原因があるケース:41%
- 男性のみに原因があるケース:24%
- 男女ともに原因があるケース:24%
- 原因不明:11%
つまり、男性側に原因があるケース(男性のみ+男女両方)を合わせると約48%に達します。
不妊症は女性だけの問題ではなく、約半数は男性側にも原因があることがわかっています。だからこそ、女性だけでなく男性もブライダルチェックを受けることが強く推奨されます。
※出典:WHO調査報告(Comhaire FH et al., 1996)
このような方におすすめです
- 将来、子どもを欲しいと考えている方
- パートナーがブライダルチェックを受ける方(ペアでの受診もおすすめです)
- 過去に一度も精液検査を受けたことがない方
- 喫煙習慣や肥満など、生活習慣が気になる方
- 幼少期に停留精巣の手術を受けたことがある方、おたふく風邪で高熱が出たことがある方
主な検査項目一覧
男性のブライダルチェックでは、主に「精液検査」と「血液検査(感染症・抗体)」を行います。
| 検査カテゴリー |
具体的な検査項目 |
検査でわかること・目的 |
| 精液検査 |
精液検査(一般) |
妊娠させる力(精子の状態) 精液量、精子の濃度(数)、運動率、正常形態率などをWHOの基準に基づいて評価します。 ※当院では、不妊治療専門医が正確に診断します。 |
| 感染症検査 |
クラミジア、淋菌 |
性感染症の有無 ご自身が無症状でも、パートナーに感染させると女性の不妊(卵管閉塞など)の原因となり、将来の妊娠を妨げるリスクがあります。尿検査で簡単に調べられます。 |
|
B型肝炎、C型肝炎、HIV、梅毒 |
母子感染のリスク パートナーや将来のお子様への感染を防ぐために、事前の確認が重要です。 |
| 抗体検査 |
風疹抗体 |
風疹への免疫 妊娠初期の女性が風疹にかかると、胎児に深刻な影響(先天性風疹症候群)が出る可能性があります。男性が家庭にウイルスを持ち込まないよう、抗体の確認と(必要なら)ワクチン接種が推奨されます。 |
ご自宅でリラックスして検査を。当院の「持ち込み」システム
当院では採精は「持ち込み方式」を採用しています。事前に専用の無菌容器をお渡ししますのでご自宅など最もリラックスできる環境で採取していただき、採取後2時間以内にクリニックへお持ちください。精子は温度変化に敏感ですので、ポケットに入れるなど人肌程度に保温してお持ちいただくことをお勧めします。
【持ち込み検査の3つのメリット】
- リラックスした環境で:緊張やストレスによって射精に影響を与える可能性があります。ご自宅ならその心配がありません。
- 待ち時間なし:採取した検体をクリニック受付に提出するだけなので、院内での滞在時間を大幅に短縮できます。
- プライバシー:院内で長時間待つ必要がないため、他の患者様と顔を合わせる機会も最小限で済みます。
検査の流れと注意点
| Step |
項目 |
内容 |
| Step 1 |
Web予約・容器受取 |
まずはご予約ください。事前に専用の無菌容器をお渡しします(パートナーの方の受診時にお渡しすることも可能です)。 |
| Step 2 |
ご自宅で採取・持込 |
ご自宅で採取後、2時間以内を目安にクリニックへお持ち込みください。 ※人肌程度(ポケットに入れる等)に保温してお持ちいただくと、精子の運動率低下を防げます。 |
| Step 3 |
受付で提出・採血 |
受付に検体を提出し、感染症チェックのための採血を行います。 提出のみですので、スムーズにお帰りいただけます。 |
| Step 4 |
結果説明 |
検査結果が出揃いましたら(通常約1週間後)、医師より結果をご説明します。 結果に応じて、生活習慣のアドバイスや、必要であれば治療の選択肢をご提案します。 |
【精液検査を受ける前の注意点】
- 正確な検査結果を得るため、検査前は2〜7日程度の禁欲期間(射精しない期間)を設けていただくことを推奨しています。
- 禁欲期間が短すぎると精子の数が少なくなることがあり、長すぎると(7日以上)運動率が低下したりDNA損傷が増えたりする傾向があります。
費用について
ブライダルチェックは、将来の妊娠に備えるための検査であり、病気の治療ではないため**自費診療(保険適用外)**となります。
- 検査費用:料金ページをご確認ください。
- 助成金について:東京都などの自治体が行っている「不妊検査等助成事業」の対象となる場合があります。詳細は自治体のホームページをご確認いただくか、受付にてご相談ください。
よくあるご質問(FAQ)
Q. 持ち込みだと検査結果が悪くなりませんか?
A. 採取から2時間以内にお持ち込みいただければ、検査結果に大きな影響はありません。冷えすぎや温めすぎに注意し、人肌程度(タオルで包む、ポケットに入れるなど)で運んでいただければ問題ありませんのでご安心ください。
Q. 自宅でできる簡易キットとの違いは何ですか?
A. 簡易キットは手軽ですが、精子の「濃度(数)」のみを簡易的に判定するものが多いです。クリニックの検査では、専門家が顕微鏡を用いて「運動率(元気に動いているか)」や「正常形態率(形が正常か)」、白血球の有無などを詳細にチェックするため、より医学的で正確な妊孕性評価が可能です。
Q. 一人で受診しても大丈夫ですか?
A. はい、問題ありません。お一人で来院される男性も多くいらっしゃいます。もちろん、パートナーの方とご一緒に受けていただくことも可能です。